3月7日(土)の日本eスポーツ配信ランキングにおいて、最も視聴者を集めたタイトルは最高同時接続数10.7万人を記録した『Delta Force』でした。プロゲーマーやストリーマーを含む全体のピーク総視聴者数は20時台に52.3万人に達し、前日比で平均視聴者数が+113.5%と倍増する大盛況の1日となりました。個人・公式を含めたトップ配信者は6.7万人を集めた『グランブルーファンタジー』公式番組となっており、週末ならではの特大イベントが数字を大きく牽引しています。
3月7日(土)のトップ配信者ランキング
3月7日のトップ配信者は、6.7万人を集めたグランブルーファンタジー公式となりました。
全体的に公式番組や非eスポーツタイトルが上位を占める中、プロゲーマーや人気ストリーマーの視聴者数も爆発的な伸びを見せています。2位には『バイオハザード』をプレイした狩野英孝(6.0万人)、3位には【公式】Fate/Grand Order チャンネル(5.1万人)がランクインし、固定ファンを持つコンテンツの強さが浮き彫りになりました。
eスポーツ・ゲーミング界隈で最も注目を集めたのは、4位のCrazy Raccoon Official(4.8万人)と5位の加藤純一(4.7万人)です。特にCrazy Raccoon OfficialはESLIVE最高記録を更新しており、チーム主催の大型イベントが大きな集客力を発揮しました。また、VTuber界隈からは剣持刀也(3.9万人)がESLIVE最高記録を更新したほか、Mio Channel 大神ミオや猫又おかゆもトップ15に名を連ねています。FPSの腕前に定評のあるちろるも3.3万人でESLIVE最高記録を更新しており、配信シーン全体の熱量の高さが伺えます。
eスポーツ配信ハイライト
この日のeスポーツ配信ハイライトは、『Delta Force』と『Super Smash Bros. Ultimate』の驚異的な視聴者数の急増です。
『Delta Force』は前日比+7473.9%という爆発的な伸びを見せ、最高同時接続数10.7万人を記録しました。加藤純一やちろるといった影響力のあるストリーマーが一斉にプレイしたことで、新作FPSとしての注目度が極限まで高まっています。新しいタクティカルシューターの登場は、常に配信シーンに巨大な波を生み出します。
また、『Super Smash Bros. Ultimate』も前日比+17606.1%の6.3万人を記録。週末特有の大型コミュニティ大会やプロゲーマーの参加が重なったことが、この異常な伸びの要因と推測されます。さらに『Overwatch 2』も前日比+365.0%の4.8万人を記録しており、Crazy Raccoon Officialの配信視聴者数と見事に一致していることから、人気ストリーマーやプロを交えた大型コミュニティイベントが開催されたことがデータから鮮明に読み取れます。
ゲーム別配信トレンド分析:プロゲーマー 視聴者数を牽引するタイトル
eスポーツ対象タイトルのトレンドは、新作FPSと定番コミュニティタイトルが明確に数字を二分する結果となりました。
1位:Delta Force 48名の配信者がプレイし、最高同接10.7万人。前日からの伸び率が7000%を超えており、現在最も勢いのあるタイトルです。大規模なテストプレイやストリーマーイベントが重なったことで、一気に視聴者のパイを拡大しました。
2位:Super Smash Bros. Ultimate 配信者わずか10名で6.3万人を集めるという、非常に高い「配信者あたりの視聴者数」を叩き出しました。コアなファン層を持つ大会配信が一つあるだけで、ランキングを一気に駆け上がるポテンシャルを持っています。
3位:Overwatch 2 37名が配信し、4.8万人を記録。チーム対抗戦などのイベントと相性が良く、参加するプロゲーマーやストリーマーのファンがこぞって視聴する傾向があります。
4位:League of Legends & 5位:VALORANT 日本eスポーツの定番である両タイトルは、それぞれ3.0万人、2.8万人と安定した数字をキープ。プロゲーマーのランクマッチ配信や、YukaFなど他ジャンルのプロが息抜きにプレイする様子も人気です。
また、7位の『Street Fighter 6』では、高校生・専門学生限定大会「DFM U19 CUP」が開催されており、次世代のプロゲーマー発掘に向けた動きも視聴者の関心を集めました。
チャットで盛り上がった配信
視聴者のコメントが最も盛り上がったのは、21.2万コメントという驚異的な数字を叩き出した加藤純一の配信でした。
ピーク時には1分間に1059コメントが流れる熱狂ぶりで、エモート率は5%とテキストによるリアルタイムな反応が中心でした。『Delta Force』でのスーパープレイやハプニングに対する視聴者のダイレクトなツッコミや歓声が、この圧倒的なコメント数を生み出しています。
Hype(急激な盛り上がり)イベントでは、ボドカの配信が20:32頃に通常時の27.0倍となる盛り上がりを見せました。試合のクラッチ(逆転勝利)シーンなど、FPS特有の劇的な瞬間が訪れたことが推測できます。ZETA DIVISIONのクリエイターであるjapanesekoreanugの配信でも23.4倍のHypeが観測されました。
また、エンゲージメントスコア(視聴者数に対するコメントの比率などから算出)では、澁谷果歩(スコア23.23)やFOXRABBIT(スコア21.41)といったストリーマーが高スコアを記録。視聴者数は数百〜千人規模であっても、視聴者と配信者の距離が近く、密なコミュニケーションが取られている配信はチャットの熱量が高くなる傾向がデータに表れています。
ストリーマー・VTuber配信トピック
非eスポーツタイトルでは、『バイオハザード』と『Pokémon』シリーズが絶大な人気を誇りました。
『バイオハザード』は14名が配信し、最高同接10.7万人を記録。狩野英孝の6.0万人に加え、VTuberの結城さくなも1.5万人を集めてESLIVE最高記録を更新しました。ホラーゲーム特有の「配信者のリアクションを楽しむ」という文化が、ストリーマーの個性を引き出す最高のコンテンツとして機能